小さな焼き鳥屋さんで独立開業&経営改善でめざせ繁盛店!

料理の出来ない私でも、小さな焼き鳥屋さんを20年間やってこれた理由をご紹介するブログです。


物件の契約前に確認すること

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いざ物件が決まり、いよいよ契約するタイミングがやってきました。頭の中ではオープンすることで頭がいっぱい。あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと、考えることが山ほどあります。しかし、この物件契約を甘くみてはいけません。あの時ちゃんと話しておけば、ちゃんと確認しておけばと後悔しても遅いのです!

具体的に確認することは、▪️敷金、礼金、家賃、共益費の額▪️毎月の家賃の支払い日⚠️家賃発生のタイミングは、交渉してオープン日からにしてもらう(工事期間中の家賃を免除してもらう)、初月はオープン日が○月1日とは限らないので、日割り計算して支払う▪️契約更新のタイミング(2年か3年か?)、更新料について(賃料の値上げの有無)▪️解約する時の条件、敷金がどれだけ戻ってくるのか?、スケルトン(現状復帰)にしなければならないか?それとも造作譲渡はオッケーか?▪️看板を設置する場所の許可▪️水道光熱費に関して、全てこちらで契約先を決めることができるか?⚠️火災保険の加入に関しても確認▪️付帯設備の修繕費用は全て大家さん持ちであるか?

上記がとても重要な項目となっていますが、特に最後の【付帯設備の修繕費用】に関しては、しっかり話された方が良いと思います。私が実際に経験したことですが、地下の物件ということもあり、雑排水の溜まるピットの中に備わっている【汲み上げポンプ】が壊れてしまい、下水が厨房の床まで溢れてきてしまったということがありました。その時私は、もともと物件に付いてた設備だから、新しいポンプの交換費用は大家さんが持ってくれるものと判断していたのですが、結果は折半!!私の方も半分の額を支払うこととなったのです。

このようにオープンして毎日の営業が始まってから、想定外のトラブルが発生したりします。私の場合、そのポンプが壊れないよう、毎年一回の定期点検&清掃が必要になりました。双方折半で、やく25,000円を毎年支払っています。

⚠️内装工事を始める前に物件の隅々を確認し、穴が開いてないか?念入りに調べて下さい。雨漏りの原因になったり、ネズミが侵入してくるかもしれません。事前に防ぎましょう!!

最後になりますが、物件契約では、今後起きるかもしれないトラブルや故障&修理に関してあらかじめ想定して、費用の負担はどうなるかを明確にしておきましょう(絶対!!)

コロナ禍で付けたパーテーション

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